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column 才能ののばし方

発達心理学者・お茶の水大学理事 内田伸子先生によるお役立ち教育コラム

内田伸子先生のご紹介

あなたのしつけのスタイルは?

内田他(2012)の研究では、幼児期に語彙力が豊かだった子どもは、学力テストの成績が良いことがわかっています。そして、語彙力は、親や保護者が子どもの主体性を大事に、楽しい経験を共有するような関わりの中で豊かになることも確認されました。
日本で「しつけ」のスタイルは、大きく3つに分かれます。親子の触れ合いや楽しい経験を共有する『共有型』、親が子どもに口やかましく指図や命令を多用する『強制型』、そして子どもにやりたい放題させるあるいは子どもに無関心な『放任型』の3タイプです。主体性や自発性を大事にする共有型のしつけを受けた子どもは、自分から主体的に活動に取り組め、学習基盤力としての語彙力が育っていきます。これに対して母親がトップダウンに指示や命令を与える「強制型」のしつけを受けた子どもは、自分で考えることができず、親の顔色をうかがいながら、おどおど行動します。語彙力も育たず、指示待ちの子どもが育っていくことがわかりました。