スタンプラリー研究所

スタンプラリー研究所とは、スタンプラリーの歴史や文化についての情報や参加実態についての調査など、 スタンプラリーに関するあらゆる情報を集め、発信していく場です。 今後も、スタンプラリーの楽しさをお伝えするための情報を随時発信して参ります。

スタンプラリーの歴史

はじまり スタンプラリーの原点

  • スタンプラリーの成立は1970年代と考えられますが、その原点は室町時代の霊場巡拝にまでさかのぼります。
    四国88カ所霊場巡拝や西国33所霊場巡拝など、社寺へと巡回し写経を奉納した証として 寺院側で発行したのが「御朱印」や「納経印」であり、『納経帳』にまとめて保持しています。 こうした行為に、スタンプラリーの原点を見いだすことができます。
  • 江戸時代には四国遍路は大衆に浸透し、江戸では「七福神巡り」なども始まりました。

明治以降 スタンプ蒐集家の出現

  • 明治になると、「鉄道」と「郵便制度」が導入され、その拡大に伴い必要となったのが、 各搬送拠点の流通を証明する「消印」でした。 やがて、その印影を収集して楽しむ “スタンプ蒐集家”が誕生しました。 この時期、1925年(大正14年)に創業し、「万年スタンプ台」を開発したのが「舟橋商会」(現シヤチハタの前身)です。
大阪万博のイメージ

1970年 大阪万博で実施された「スタンプコレクション」にシヤチハタが貢献

  • 戦後の高度成長期を迎えた1970年(昭和45年)に大阪万博が開催されました。 各パビリオンには独自のスタンプが設置され、それを専用スタンプ帳に集めて回る 「スタンプコレクション」が実施され、絶大な人気を博し、シヤチハタも大きく貢献しました。

1971年 国鉄も”スタンプコレクション”イベントを開催

  • 1971年には国鉄による「ディスカバー・ジャパン・キャンペーン」がスタートしました。 これは全国主要駅にその土地の名所旧跡を折り込んだオリジナルスタンプを設置し、 旅行者はそのスタンプを蒐集して楽しみました。
    また公式スタンプ帳も販売されました

1970~1980年代 ”スタンプラリー”という言葉の誕生

  • ラリーとは、もともと指定されたコースを一定の条件のもとで 長時間走る自動車の長距離競技を意味しますが、 「スタンプラリー」という言葉で、現在の形式が成立するのは、 自動車の世界ラリー選手権初開催の1973年(昭和48年)、 スーパーカーブームの1974年~1978年ごろからと考えられます。
  • 実際にスタンプラリーの言葉が新聞記事に登場するのは、 1983年(昭和58年)1月10日の日経流通新聞で、 栃木県芳賀町の6商店で前年の12月に、小3~中3を対象にMAP付きチラシを配布し 店頭でスタンプを押したスタンプラリーが人気を博したと紹介されています。
つくば科学万博のイメージ

1985年代 つくば科学万博でスタンプラリーが実施される。

  • 1985年(昭和60年)には、つくば科学万博にて、 講談社、でんでんINS、三菱、IBM、鉄鋼館の5館を回ってスタンプを集めたら 全館そろいのバッジがもらえる「スタンプラリー」が実施され、 老若男女問わず多くの人々が参加しました。

現在 こうして現在も、さまざまな商業施設で多種多様なスタンプラリーが楽しまれています。