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金属部品に対し、洗浄剤耐性のあるTATインキ(旧名称:不滅インキ)

2008年02月13日

先日、金属部品に対しなつ印適性があり、かつ、洗浄剤を噴霧し、耐性のあるTATインキについて、ユーザ様から問合せがあり、調査を行いました。


・なつ印対象物:金属部品

■調査インキ
 【STG】(黒)、【M-A】(黒)、【M-365】(黒)で調査しました。
■試験項目
 ①鮮明性(20℃×65%)
  各インキをスタンプ台に塗布し、ゴム印でなつ印し、印影の状態を目視判定しました。
 ②洗浄剤耐性(20℃×65%)
  ①でなつ印したものに対し、1時間後に洗浄剤を噴霧し、印影の変化を目視判定しました。

試験結果は以下のとおり 

 
   【STG】   【M-A】   【M-365】 
なつ印直後 080213b1.jpg
080213b2.jpg
080213b3.jpg
洗浄剤噴霧後 080213c1.jpg
080213c2.jpg
080213c3.jpg
①鮮明性
②洗浄剤耐性 × ×
総合評価 × ×
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■結論
3種のインキで調査したところ、鮮明性、洗浄剤耐性において、総合的に結果が良好だったのは【M-A】でした。
【M-A】は、金属類に対し、なつ印後ラッカーを塗布したり、絶縁ワニス(溶剤系)に含侵させる場合といった、2次加工の際に、一般的によく使用されるインキです。

ただし、これらの評価は、なつ印対象物のグレード・表面状態・使用条件により、異なる場合がありますので必ず試験の上、ご使用ください。

本ページで紹介するインキには既に廃番となっているものが含まれています。
ご利用を検討される場合は、後継のインキ品番(品番の後ろに「N」または「-N」が入ります)にてご検討ください。

インキ品番と対応溶剤の一覧表

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※本ページに掲載している情報は弊社が独自に調査・試験を行った結果です。
 なつ印の対象物のグレード、表面状態、使用条件により性能が異なる場合があり、
 全ての環境で同一の結果を保証するものではありません。

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