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2019年10月
 

喜多俊之氏、後藤陽次郎氏、中村勇吾氏、原研哉氏、深澤直人氏の豪華審査員を迎えて再開!
第12回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション
応募総数778点より、受賞作品10点が決定!

 シヤチハタ株式会社※(代表取締役社長 舟橋正剛 本社:愛知県名古屋市)が特別協賛する新しいプロダクトのデザインを募る第12回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、2019年10月11日(金)に表彰式を実施し、受賞作品10点を発表しました。
※社名表記は「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です。

 10年ぶりに開催しました昨年に続き、第12回目となる今回も喜多俊之氏、後藤陽次郎氏、中村勇吾氏、原研哉氏、深澤直人氏の5名の審査員、および特別審査員2名の計7名で厳正な審査を実施しました。
 第12回は前回ご応募いただいた、アイデアに富んだ多種多様な作品に「しるし」が持つ可能性の奥深さをあらためて感じ、さらに追求していきたいと考えました。その結果、前回の「しるしの価値」から一歩推し進めた「これからのしるし」テーマに応募受付を開始し、「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクトもしくは、仕組みを募集しました。今回の応募作品総数は、昨年718作品の応募を上回る過去最多の778作品となり、そのうちの10点を受賞作品として決定しました。

受賞作品一覧

グランプリ 1作品(賞金300万円)
「わたしのいろ」(歌代悟)
準グランプリ 2作品(賞金50万円)
「JITSU-IN」(石川和也)
「Shachihata PAPER」(米田隆浩)
審査員賞5作品(賞金20万円)
喜多賞 「アナログなAR判子」(岩田浩司)
後藤賞 「アニマル・ポン」(谷 一郎)
中村賞 「LifeMark」(渡辺 雄大)
原賞 「線画による家紋の印鑑 “Kamoline”」(高田 雄吉)
深澤賞 「シヤチハタくん」(萩原 理央、大橋 暁央、原 盛夫、岩佐 健太)
特別審査員賞 2作品※(賞金20万円)
「印ボッサー(インボッサー)」(籔下 聡希)
「ジャパニーズギフト シヤチハタ」(澤本 和宏)

第12回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション



シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションとは

 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、シヤチハタ株式会社が1999年から10回にわたり開催してきたプロダクトデザインのコンペティションです。2008年を最後に一旦休止していましたが、2018年に10年の年月を経て再開しました。
 第12回は前回ご応募いただいた、アイデアに富んだ多種多様な作品に「しるし」が持つ可能性の奥深さをあらためて感じ、さらに追求していきたいと考えました。その結果、前回の「しるしの価値」から一歩推し進めた「これからのしるし」をテーマに応募受付を開始し、 「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクトもしくは、仕組みを募集しました。2019年4月から募集を開始し、応募作品総数は約2ヶ月間で778点と昨年の過去最高応募数を上回る多くの作品が集まり、ご好評をいただきました。



【第12回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション概要】

▪️応募受付期間
2019年 4月1日(月)~ 5月27日(月) 24:00
▪️テーマ
これからのしるし
「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクトもしくは、仕組みをご提案ください。
なお、応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。
▪️参加資格
・ 個人、グループ及び企業、団体。年齢、性別、職業、国籍不問
(ただし、日本語でのコミュニケーションが可能であること)。
・1次審査を通過した場合、2019年8月30日(金)までに、模型制作が可能であること。
・ 入賞した場合、 2019年10月11日(金)18時30分から東京都内で行われる表彰式に参加が可能なこと。
▪️賞
グランプリ1作品(賞金300万円)、準グランプリ2 作品(賞金50万円)、審査員賞5作品(賞金20万円)、
特別審査員賞2作品(賞金20万円)
※全ての受賞作品が、商品化の対象となります。
 また、シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションの公式サイトで公開されます。
▪️一次審査提出物
プレゼンシート(サイズ:A3、枚数:1枚、形式:PDF、容量:10MB以内)
▪️審査員
喜多俊之氏(プロダクトデザイナー)、後藤陽次郎氏(デザインプロデューサー)
中村勇吾氏(インターフェースデザイナー)、原研哉氏(グラフィックデザイナー)
深澤直人氏(プロダクトデザイナー)
▪️特別審査員
舟橋正剛(一般社団法人未来ものづくり振興会 代表理事、シヤチハタ株式会社 代表取締役社長)
岩渕貞哉(美術出版社 取締役、美術手帖 編集長)
▪️審査基準
1.テーマの理解力|2.新規性・革新性|3. 商品化の実現性
▪️応募方法
公式サイト(https://sndc.design)よりご応募ください。
▪️表彰式
2019年10月11日(金)18時30分より
▪️主催
一般社団法人未来ものづくり振興会
▪️共催
株式会社美術出版社
▪️特別協賛
シヤチハタ株式会社

<受賞作品>

グランプリ

わたしのいろ 歌代悟 Satoru Utashiro

わたしのいろ
歌代悟
Satoru Utashiro

わたしのいろ 歌代悟 Satoru Utashiro

水彩画のように彩りが滲んだ朱肉。押す人やその時々の気分、時間などにより異なる色でしるすことができるため、従来の朱肉以上のアイデンティファイ機能と、個性や感情表現という感性的機能を併せ持つ。わたしの色とあなたの色。昨日の色と今日の色。嬉しい色と悲しい色。全部違うから、このしるしが今の「わたしいろ」。
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「シヤチハタといえば朱色、という固定されたイメージを解放するような作品。実際に水彩のように無限のカラーバリエーションがあれば選ぶのも楽しく、自分でも欲しいと思う」(中村)
「印を押すときどきの気持ちによって色が変わる。この瞬間の判断は心模様を露わにする。印という意志決定と心の色が同期する。伝えたい意味を暗示する見えない繋がりが印にはあるのだなと思った」(深澤)
「まったく同じグラデーションには絶対にならない、まさに自分だけのしるし。オリジナリティのある、美しい作品」(舟橋)

準グランプリ

JITSU-IN 石川和也 Kazuya Ishikawa

JITSU-IN
石川和也
Kazuya Ishikawa

手書きサインをカメラでスキャンし、印影の形状や色、印材の素材を選んで、世界にふたつとない自分だけの印章をつくることができる。同じ苗字の個別化が図れるので自己証明ツールとしての完全性や価値が高まり、外国人も日本のハンコ文化を体験できる。
────
「自分の「手書き」が手軽に判子になれば、「自分だけのしるし」として使用頻度も増えそう。また、国際社会でも普及すれば、新しいマーケットが期待できる」(後藤)
「webのシステムを活用することで、よりわかりやすいカスタマイズを可能にした、時代の潮流に合った提案。手書きサインという欧米の文化と日本のハンコ文化を融合しているところが新鮮」(岩渕)

   

準グランプリ

Shachihata PAPER 米田隆浩 Takahiro Yoneda

Shachihata PAPER
米田隆浩
Takahiro Yoneda

朱色インクで染めた朱い紙は、それ自体がシヤチハタのアイデンティティを宿すひとつのしるしであり、ここからさらに利用者が包む、折る、切るなど手を加えることにより、新たなしるしとして展開されていく。
これからのしるしを生む素材の提案。
────
「事務的なA4の紙を朱に染めるというアイデアが新鮮。朱肉の良さやシヤチハタのアイデンティティを伝えるツールとして実際にあったらいい」(中村)
「しるすということを朱色に託したシンボリックな表現が見事。おめでたいことや切実な感情を表す時に一枚添えるなど、用途もいろいろありそう」(原))
「発想の転換が素晴らしい。ハンコ文化の幅を広げていく可能性がある」(喜多)

審査員賞

喜多賞 アナログなAR判子 岩田浩司 Hiroshi Iwata

喜多賞
アナログなAR判子

既存に近い印影をAR(拡張現実)マーカーにした次世代判子。スマホ画面に印影を映すと、事前にアプリ登録された個人情報を写真入りで確認できる。ARを通してアナログ的な印章を名刺などの営業ツールや印鑑証明のように利用する「これからのしるし」。

岩田浩司
Hiroshi Iwata

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「従来の朱肉の印鑑に現代の電子技術を巧妙に嵌め込み、唯一のしるしに転化した点を評価した。数千年かけて育まれてきた印鑑文化に鑑みて、時代の衝撃を見た思いがする」(喜多)

後藤賞 アニマル・ポン 谷 一郎 Ichiro Tani

後藤賞
アニマル・ポン

押印という事務的な行為を楽しくする、さまざまな動物の形をしたハンコ。押す時の圧力でボタン電池のスイッチが入り、押している間それぞれの動物の鳴き声を発し、紙から離すと鳴き止む。使わない時はデスクや玄関に飾って置ける。

谷 一郎
Ichiro Tani

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「親子で楽しめる、暮らしに笑顔をもたらすハンコ。デザイン自体よりも使っているシーンに魅力を感じた。インダストリアルやデジタルが主流の生活の中で、この手づくり感も需要にマッチして良い」 (後藤)

中村賞 Life Mark 渡辺雄大 Yudai Watanabe

中村賞
Life Mark

妊娠検査薬の陽性反応に、ポジティブでハッピーな印象を与えるハートマークのアイコンを用い、世界のニュースタンダードに。心臓の形を表したハートマークは、赤ちゃんが初めて母親にこれから生まれる命を知らせる、まさに「これからのしるし」。

渡辺雄大
Yudai Watanabe

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「デフォルトとして使われているサインを少し変えるだけで、人にポジティブな気持ちを芽生えさせる。そこにしるしの持つ力がある。地味だが、人生に関わるモノにメッセージを込めたところが面白い」(中村)

原賞 線画による家紋の印鑑“Kamoline” 高田雄吉 Yukichi Takada

原賞
線画による家紋の印鑑“Kamoline”

家紋は日本が誇る固有の財産であり、世界のブランドのシンボルマークにも影響を与えてきた。その家紋をハンコとして使いやすいよう線だけでリデザイン。古きを新しく甦らせ、印鑑に落とし込むことで、しるしの文化のさらなる広がりが期待できる。

高田雄吉
Yukichi Takada


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「家紋にはミニマライズされた造形の美しさがある。ハンコになれば、日本人だけでなく外国人の日本土産としても大きな需要があるだろう。従来の認証という領域を超えたところに可能性を感じる」 (原)

深澤賞 シヤチハタくん 萩原理央 大橋暁央 Rio Hagihara Akihisa Ohashi 原 盛夫 岩佐健太 Morio Hara Kenta Iwasa (チーム名:MARK)

深澤賞
シヤチハタくん

AR(拡張現実)アプリと連動し、ユーモアたっぷりのキャラクター「シヤチハタくん」を生み出す印章。可愛らしい動きやメッセージで使う人の個性や思いを視覚化し、シヤチハタとユーザーを親しみやすい関係性へと導く。

萩原理央/大橋暁央
Rio Hagihara/Akihisa Ohashi
原 盛夫/岩佐健太
Morio Hara/Kenta Iwasa
(チーム名:MARK)


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「人のアイデンティティをしるす仕事をしている企業として、シヤチハタ自体にこういうシンボル的な存在があってもいい。『シヤチハタくん』という名前や形、実際に押しやすかったところも評価した」(深澤) 

特別審査員賞 印ボッサー(インボッサー) 籔下聡希 Toshiki Yabushita

特別審査員賞
印ボッサー(インボッサー)

しるす文化のグローバル化を視野に、欧米では公印として使用されているエンボス印を取り入れた新しい道具の提案。インクを必要としないため、理論上、無限に使用でき、一歩引いた主張をさまざまなシーンでしるすことができる。

籔下聡希
Toshiki Yabushita


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「グランプリ等の朱肉の色を用いた案とは対照的に、インクを使わずに空押しするという、最小限のしるしに立ち戻っている。プラスの発想が多かった中で、ミニマムで研ぎ澄まされた表現が印象的だった」(岩渕)

特別審査員賞 ジャパニーズギフト シヤチハタ 澤本和宏 Kazuhiro Sawamoto

特別審査員賞
ジャパニーズギフト シヤチハタ


「日本のお土産といえばシヤチハタ」の浸透を目指し、特設Webサイトから簡単に注文できる、スタンダードライン「ネーム9」をベースにしたギフトセットの提案。外国人の名前は漢字に変換し、日本らしい熨斗やメッセージを添えて贈ることができる。

澤本和宏
Kazuhiro Sawamoto


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ギミックのあるアイデアだが広がりを持ちそう。シヤチハタの簡便性としるしの威厳は、ともすれば対極にあり両立は難しい。この提案はお土産の手軽感に、うまく落としどころをつけている」(深澤)

 

<報道関係者からのお問い合わせ先>

シヤチハタ株式会社
広報室 向井、山口

〒451−0021 名古屋市西区天塚町4−69
TEL 052−521−3630
FAX 052−686−0453
 

 
 
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