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2021年10月
 

喜多俊之氏、後藤陽次郎氏、中村勇吾氏、原研哉氏、深澤直人氏の豪華審査員を迎えて開催!
第14回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション
応募作品1206点より、受賞作品10点が決定!

 シヤチハタ株式会社※(代表取締役社長 舟橋正剛 本社:愛知県名古屋市)が特別協賛する新しいプロダクトのデザインを募る第14回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、2021年10月15日(金)に表彰式を実施し、受賞作品10点を発表しました。
※社名表記は「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です。

 昨年に続き、第14回目となる今回も喜多俊之氏、後藤陽次郎氏、中村勇吾氏、原研哉氏、深澤直人氏の5名の審査員、および特別審査員2名の計7名で厳正な審査を実施しました。
 今回は、『「   」を表すしるし』をテーマとし、自由な発想で「   」を埋め、そのしるしを表すアイデアを募集いたしました。今回の応募作品総数は、過去最多の昨年の応募数1282点と並ぶ1206点の応募があり、そのうちの10点を受賞作品として決定しました。

受賞作品一覧

グランプリ 1作品(賞金300万円)
My Face Stamp」 ―「心」を表すしるし(姫野 剛)
準グランプリ 2作品(賞金50万円)
「はる、しるし」―「出会い」を表すしるし(富岡啓祐)
「重さを示す印鑑」―「行為の重さ」を表すしるし」(大沢拓也、須藤 哲)
審査員賞5作品(賞金20万円)
喜多賞 「SHACHIHATA CARD」―「身軽さ」を表すしるし (坂本俊太、吉岡俊介、安達 岳)
後藤賞 「BERCODE TAPE」―「隠された情報」を表すしるし(広川楽馬、迫 健太郎、中塩屋祥平)
中村賞 「学びの記憶」―「日々の研鑽」を表すしるし(小髙浩平)
原賞 「筆跡えんぴつ」―「特性」を表すしるし(石川和也)
深澤賞 「光のしるし」―「正確な位置」を表すしるし(矢島章亜)
特別審査員賞 2作品※(賞金20万円)
「秘密の質問」―「秘密」を表すしるし(若田勇輔、内山智義、村山周平)
「料理のための落款印」 ―「私の料理」を表すしるし(渥美 航、佐野千畝、吉成真里)

第14回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション



シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションとは

 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、シヤチハタ株式会社が1999年から10回にわたり開催してきたプロダクトデザインのコンペティションです。2008年を最後に一旦休止していましたが、2018年に10年の年月を経て再開しました。
 第14回となる今年は、『「   」を表すしるし』をテーマとし、自由な発想で「   」を埋め、そのしるしを表すアイデアを募集しました。今回の応募作品総数は、過去最多の昨年の応募数1282点と並ぶ、1206点の応募があり、そのうちの10点を受賞作品として決定しました。



【第14回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション概要】

▪️応募受付期間
2021年 4月1日(木)~ 5月31日(月) 12:00
▪️テーマ
「   」を表すしるし
自由な発想で「   」を埋め、そのしるしを表すプロダクトや仕組みなどをご提案ください。
なお、応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。
▪️参加資格
・ 個人、グループ及び企業、団体。年齢、性別、職業、国籍不問
(ただし、日本語でのコミュニケーションが可能であること)。
・1次審査を通過した場合、2021年9月3日(金)までに、模型制作が可能であること。
・ 入賞した場合、2021年10月15日(金)に東京都内で行われる表彰式に参加が可能なこと。
▪️賞
グランプリ1作品(賞金300万円)、準グランプリ2 作品(賞金50万円)、審査員賞5作品(賞金20万円)
特別審査員賞2作品(賞金20万円)
※全ての受賞作品が、商品化の対象となります。また、本コンペの公式サイトで公開されます。
▪️一次審査提出物
一次審査提出物:プレゼンシート(サイズ:A3、枚数:1枚、形式:PDF、容量:10MB以内)
▪️審査員
喜多俊之氏(プロダクトデザイナー)、後藤陽次郎氏(デザインプロデューサー)
中村勇吾氏(インターフェースデザイナー)、原研哉氏(グラフィックデザイナー)
深澤直人氏(プロダクトデザイナー)
▪️特別審査員
舟橋正剛(一般社団法人未来ものづくり振興会 代表理事、シヤチハタ株式会社 代表取締役社長)
岩渕貞哉(美術出版社 取締役、美術手帖 総編集長)
▪️審査基準
1.テーマの理解力|2.新規性・革新性|3. 商品化の実現性
▪️応募方法
公式サイト(https://sndc.design)よりご応募ください。
▪️表彰式
2021年10月15日(金)18時より
▪️主催
一般社団法人未来ものづくり振興会
▪️共催
株式会社美術出版社
▪️特別協賛
シヤチハタ株式会社

<受賞作品>

グランプリ

My Face Stamp 「心」を表すしるし

My Face Stamp
「心」を表すしるし

姫野 剛
Tsuyoshi Himeno

My Face Stamp 「心」を表すしるし

押印は物事を進める上で重要なコミュニケーションであり、そこには決意や熱意、感情など、押印する人の「心」がある。「My Face Stamp」は、表情の印影で心を表し、伝える電子印鑑。非対面でのコミュニケーションが増えたことにより、難しくなった気持ちの伝達を手助けする。
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「SNSスタンプ全盛の昨今の潮流を考えれば、顔の判子という発想は自然な流れであり、なぜ今までなかったのかと思う。自分を最もストレートに表す顔が、印影だけで非常に上手く表現されている」
(深澤)

「ネット上で顔のアイコンが増えてきた中で、顔の判子はネットの文化が一回りして現実空間に戻ってきたような、不思議な魅力がある」
(中村)

「文字がない判子という点が、シヤチハタの可能性を広げる気がした。イラストではなく写真を使うところもいい。サイズや形を変えれば大小さまざま顔が表現でき、いくつも押して集合体にすることで、判子従来のIに代わりWeの概念を表現できるところに魅力とポテンシャルを感じる」
(原)

準グランプリ

はる、しるし 「出会い」を表すしるし

はる、しるし
「出会い」を表すしるし

富岡啓祐
Keisuke Tomioka

「押す」ではなく、「貼る」しるし。印を押すとき、あるいは自分の名前をしるすとき、それは人との出会いや、物や時との出会いのとき。しるす度に長さを変えていき、視覚と手触りでその経験を体感する。そんな「はる、しるし」の提案。
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「付箋の延長の感覚で、現実的なニーズがありそう。何より佇まいがいい。朱い塊で、それを薄皮一枚めくっていくと、どんどん減っていくというモノとしての成り立ちが面白い」
(中村)

「シールを貼るという、押すとは違うしるしのつけ方がいい。独特の朱の塊は、剥き出しのリップスティックのような存在感がある」
(原)

   

準グランプリ

重さを示す印鑑 「行為の重さ」を表すしるし

重さを示す印鑑
「行為の重さ」を表すしるし

大沢拓也  須藤 哲
Takuya Ohsawa  Satoshi Sutoh

電子印鑑が普及し、クリックひとつで手軽に押印できるようになった反面、印鑑が本来持つ重みや重要性を感じることが難しくなってきている。金属の削り出しで印鑑の形を六角柱型に仕上げることで、質感や重量感、陰影によってずっしりとした印象を与え、行為の重要性を感性に訴える。
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「押印という厳粛な儀式を簡便化しプラットフォームを構築したシヤチハタの、原点回帰のような提案である点が興味深い」
(深澤)

「物理的な切り口で印鑑が持つ心理的な重みを再確認させる作品」
(喜多)

「プロトタイプも上手くできていた。押しやすく、精度が高い」
(後藤)

審査員賞

SHACHIHATA CARD 「身軽さ」を表すしるし

喜多賞
SHACHIHATA CARD
「身軽さ」を表すしるし

カード状の印鑑の提案。スポンジシートの版 面を持つカードは、側面に力を与えると立体 化し、従来の印鑑と同じように使える。電子化に伴い様々なものがカタチから解放されるなか、印鑑にも現代生活に沿った「身軽さ」 を与えることで「持っておきたいモノ」へ。

坂本俊太 吉岡俊介 安達 岳
Shunta Sakamoto
Shunsuke Yoshioka
Gaku Adachi 
(チーム名:ノボリトクダリ)

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「従来の判子の機能は維持しつつ、平面がパッと立体に変わる新規性。判子といえば立体という既成概念を取り払い、新しいスタンダードに成り得る可能性を秘めた、時代性を感じる作品」
(喜多)

BARCODE TAPE 「隠された情報」を表すしるし

後藤賞
BARCODE TAPE
「隠された情報」を表すしるし

オリジナルバーコードを使ってテープを作成するサービス。バーコードには20字程の英文字 を情報として記録できる。バーコードを伸ばしてテープにすることで、メッセージを入れて荷物の梱包に使ったり、名前や連絡先を記録 してネームタグ代わりに使うことも可能。

広川楽馬 迫 健太郎 中塩屋祥平 
Rakuma Hirokawa  
Kentaro Sako
Shohei Nakashioya
(チーム名:JDS)

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「テープの提案は意匠に寄ったものが多い中で、秘密めいたメッセージ性を持たせているところが新鮮。バーコード自体のデザインも 美しく、汎用性が伝わるプレゼンテーションの仕方も良かった」
(後藤)

学びの記憶「日々の研鑽」を表すしるし

中村賞
学びの記憶
「日々の研鑽」を表すしるし

カーボンやトレーシングペーパー、PETを用 いた、筆跡を刻印する下敷き。学習した分だけ、赤く染まっていく。その赤は、学んだ時間の可視化であり、「日々の研鑽」を表すしるしだ。

小髙浩平
Kohei Odaka

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「自分の膨大な作業のログというしるしの解釈がユニーク。ノートの裏写りなど、誰しも子供の頃に経験したことがある記憶のいいところだけをパッキングしたポエティックな作品。使用体験としても楽しく興味深いものになっていると思う」
(中村)

筆跡えんぴつ 「特性」を表すしるし

原賞
筆跡えんぴつ
「特性」を表すしるし

従来の鉛筆は2H、2Bなど文字で濃さが示さ れているため、鉛筆を使い始める小学生が選ぶにはわかりにくい。また鉛筆は試し書きができないため、芯の濃さを確認する術がない。 そこで芯の濃さをグリップに筆跡でしるし、直感的に芯の濃度がわかる鉛筆を考案した。

石川和也
Kazuya Ishikawa

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「線の太さと濃度と、タイポグラフィ。これらの要素が一本の鉛筆の中で美しくデザインされている。 いかにも審査員が賞を出しそうな作品だが、そのいかにものところをきちんと攻めてきたので、それ に応える意味で術中にはまることにした」
(原)

光のしるし 「正確な位置」を表すしるし

深澤賞
光のしるし
「正確な位置」を表すしるし

印鑑を「真っ直ぐ、正確に押す」ことを追求した提案。印影側面の傾斜部に設けたLEDにより、放たれた光が紙面に十字の基準線を描く。その光を目安にすることで、印影の傾きや位置を押す瞬間まで確認することがで き、正確な位置への押印が可能になる。

矢島章亜
Fumitsugu Yajima

────
「少し距離がある時はぼわっとしていた光が、近づき的を絞っていくと、どんどんはっきりしていく。その光の動きが、この小さいモデルでよく表現できていると感心した。光と手の動きが連動しているため、押す行為も気持ちよいと感じた」
(深澤)

秘密の質問 「秘密」を表すしるし

特別審査員賞
秘密の質問 
「秘密」を表すしるし

オンラインストアで秘密の質問に答えると、 判子になって届くサービス。秘密の質問が書かれた判子を押すと、その問に対する答えが印字される。自分しか知らない自分のこと、すなわち秘密を表すことにより、「自己に対する自己の証明」を可能にする。

若田勇輔 内山智義 村山周平
Yusuke Wakata Tomoaki Uchiyama
Shuhei Murayama
(チーム名:STY)

────
「パスワードの確認に使われるような質問と答えではなく、自分が尊敬する人や忘れられない思い出にまつわることを判子にし、大切な思いを詩的に物質として残せるところが良い。大切な人へのギフトにもなりそう」
(岩渕)

料理のための落款印 「私の料理」を表すしるし

特別審査員賞
料理のための落款印 
「私の料理」を表すしるし

今は作った料理の写真をSNSで発信する人も多い。そこで料理の作り手を伝える、皿の縁に押す判子を提案。軟質シリコン層の印面は、食器の曲面にもきれいに押すことができ、料理に添えられた印は作品としての完成度の証にもなる。インクは食用色素を使用。

渥美 航 佐野千畝 吉成真里
Wataru Atsumi  Chiune Sano
Mari Yoshinari
(チーム名:bench)

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「時流に合ったアイデアで、シヤチハタらしい判子の新たな展開が期待できる。食用色素インクの代わりに食品を用い、料理を付けて食べられるような使い方も想定したい。印影デザインが鍵になるか」
(舟橋)

 

<報道関係者からのお問い合わせ先>

シヤチハタ株式会社
広報室 向井、山口

〒451−0021 名古屋市西区天塚町4−69
TEL 052−521−3630
FAX 052−686−0453
 

 
 
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