電子基板へのなつ印
電子基板に捺印後、保護剤スプレーしても印影変化のないTATインキを知りたいというご要望をいただき調査いたしました。
使用環境:
2次加工:なつ印後保護剤を塗布
なつ印対象物:一般的にポリアミド樹脂or
エポキシ樹脂(材質)
保護剤の成分:溶剤系(ケトン・エステル系)
○・・・適 △・・・可 ×・・・不適
インキ品番:STSM
×保護剤スプレー後、印影が流れ、判読不可
<理由>
着色剤が溶剤系に溶けやすい性質の為
インキ品番:STSP
△保護剤スプレー後、わずかに印影が流れる
<理由>
着色剤が溶剤系よりもアルコール系に溶けやすい性質の為
インキ品番:M-281
○保護剤スプレー後も変化無く、良好
<理由>
着色剤が溶剤系よりもアルコール系に溶けやすい性質の為
インキ品番:M-365
△保護剤スプレー後、わずかに印影が流れるが判読は可能。
<理由>
着色剤が溶剤系よりも石油系に溶けやすい性質の為
※本ページに掲載している情報は弊社が独自に調査・試験を行った結果です。
なつ印の対象物のグレード、表面状態、使用条件により性能が異なる場合があり、
全ての環境で同一の結果を保証するものではありません。