技術レポート

TOP技術レポートプラスチック類PPフィルムになつ印適性のある黒インキ

PPフィルムになつ印適性のある黒インキ

2007年08月23日

PPフィルムになつ印適性のあるTATインキの黒色についての調査依頼があり、調査を行いました。
通常では、【M-80】をご紹介しますが、今回は別のインキで調査いたします。


・なつ印対象物:PPフィルム

■調査インキ
 【STSG】(黒)、【STSP】(黒)、【M-290】(黒)で調査しました。

■試験項目
 ①鮮明性(20℃×65%)
  各インキをスタンプ台に塗布して、ゴム印でなつ印し、印影の状態を目視判定しました。
 ②乾燥性(20℃×65%)
  各インキをスタンプ台に塗布して、ゴム印でなつ印し、指触にて印影の乾燥状態を調査しました。
 ③密着性(20℃×65%)
  各インキをスタンプ台に塗布して、ゴム印でなつ印し、指触にて印影の密着性、変化を調査しました。

試験結果は以下のとおり 

 
   【STSG】   【STSP】   【M-290】 
印影 070823b5.jpg 070823b6.jpg 070823b8.jpg
①鮮明性
②乾燥性 1~3分 1~3分 印影不鮮明
(はじき)
③密着性 ×
scroll


■結論
3種のインキで調査したところ、鮮明性、乾燥性、密着性において、【STSG】(黒)の結果が、他のインキに比べ比較的良好でした。
この【STSG】については、今回の結果のように、表面状態により、強くこすれると取れることがありますので、通常では、【M-80】をお勧めします。
顔料系インキが必要な際に、【STSG】を一度お試しください。


ただし、これらの評価は、なつ印対象物のグレード・表面状態・使用条件により、異なる場合がありますので必ず試験の上、ご使用ください。

本ページで紹介するインキには既に廃番となっているものが含まれています。
ご利用を検討される場合は、後継のインキ品番(品番の後ろに「N」または「-N」が入ります)にてご検討ください。

インキ品番と対応溶剤の一覧表

技術レポートTOPへ戻るカテゴリーTOPへ戻る

※本ページに掲載している情報は弊社が独自に調査・試験を行った結果です。
 なつ印の対象物のグレード、表面状態、使用条件により性能が異なる場合があり、
 全ての環境で同一の結果を保証するものではありません。

  • ページトップ