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TATインキ(旧名称:不滅インキ)適正試験

2006年10月04日

先日、あるお客様から金属部品に対し【M-505】(茶色)でなつ印してるけど、濃淡差が出てしまうという連絡を受けました。
そこで、自社内で濃淡差が発生しないインキの調査を行いました。

 ・なつ印対象物:金属部品

■調査インキ
 【M-505】、【M-500】、【M-J】(茶色)にて調査を行いました。

■試験項目
 ・塗膜厚のちがいによる各インキの濃淡差比較
  アート紙(コート紙)及びポリエステルフィルムに4,6,12,24μmの厚みで塗布したときの
  濃淡差及び鮮明性を目視にて判定しました。

試験結果は次のとおり

180117.jpg

■結論
【M-500】(茶色)の方が、【M-505】(茶色)と比較して、塗膜厚の違いによる濃淡差が少ないことが判明しました、

但し、顔料系インキの【M-505】(茶色)と比較すると、【M-500】茶色の方が、染料系インキの為、耐光性は劣りますので、なつ印対象やなつ印環境に応じて、適したインキが違ってきます。

本ページで紹介するインキには既に廃番となっているものが含まれています。
ご利用を検討される場合は、後継のインキ品番(品番の後ろに「N」または「-N」が入ります)にてご検討ください。

インキ品番と対応溶剤の一覧表

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※本ページに掲載している情報は弊社が独自に調査・試験を行った結果です。
 なつ印の対象物のグレード、表面状態、使用条件により性能が異なる場合があり、
 全ての環境で同一の結果を保証するものではありません。

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