TATインキ(旧名称:不滅インキ)適正試験
先日、あるお客様から金属部品に対し【M-505】(茶色)でなつ印してるけど、濃淡差が出てしまうという連絡を受けました。
そこで、自社内で濃淡差が発生しないインキの調査を行いました。
・なつ印対象物:金属部品
■調査インキ
【M-505】、【M-500】、【M-J】(茶色)にて調査を行いました。
■試験項目
・塗膜厚のちがいによる各インキの濃淡差比較
アート紙(コート紙)及びポリエステルフィルムに4,6,12,24μmの厚みで塗布したときの
濃淡差及び鮮明性を目視にて判定しました。
試験結果は次のとおり
■結論
【M-500】(茶色)の方が、【M-505】(茶色)と比較して、塗膜厚の違いによる濃淡差が少ないことが判明しました、
但し、顔料系インキの【M-505】(茶色)と比較すると、【M-500】茶色の方が、染料系インキの為、耐光性は劣りますので、なつ印対象やなつ印環境に応じて、適したインキが違ってきます。
※本ページに掲載している情報は弊社が独自に調査・試験を行った結果です。
なつ印の対象物のグレード、表面状態、使用条件により性能が異なる場合があり、
全ての環境で同一の結果を保証するものではありません。