裁量の大きさは、そのまま仕事のおもしろさです!
安田 大地
海外事業本部 海外営業部営業課
2017年入社
入社前はJICAの海外青年協力隊に参加しペル―に派遣。入社後は得意の語学力を生かして中南米を中心に海外営業を担当。外国語学部スペイン語学科卒
たくさんの国を飛び回る。
海外青年協力隊で2年間ペル―に滞在していたので、その経験が生かせる仕事を探していました。よく目についたのは自動車部品メーカーの海外支社駐在員です。この仕事だとひとつの国をずっと担当することになるのですが、シヤチハタは100近い国と取り引きがあり、さまざまな場所で働ける点を魅力に感じました。
入社後はまさに、多くの国を飛び回る仕事をしています。コロナ禍では動きが難しくなりましたが、以前は年に2週間×5回ほど海外出張に出ていました。私の担当は北中南米です。主には、現地の販売代理店の方と一緒に文具店を訪れ、注文を受けたり、新商品のプレゼンをしたり、市場調査を行ったりしています。それぞれの国で売れる商品が違うので、訪れる国ごとに戦略を変えて臨むのは大変な反面、毎回新鮮な気持ちで仕事が楽しめています。
影響力も、裁量も大きい。
この仕事最大のやりがいは、ずばり影響力です。担当する国での営業を任されている立場にあるので、実質的に、私が売ったもの=その国で販売されるものになります。自分が紹介した商品が、次に出張で訪れた際に店頭に並んでいるのを見たときは、さすがに嬉しかったですね。
また、これだけの影響力がありながら、大きな裁量が与えられていることも、より仕事をおもしろくしていると思います。海外での新規開拓を考えていたときに「日系企業ならより営業しやすいのでは」と思いつき、メキシコの日系企業リストを購入して、片っ端から連絡を入れ、10日ほどかけて営業して回ったことがありました。これを実行するにあたっては、出張前に上司に「こういうことがしたい」と話すと、すぐに「よし、行ってこい」でした。成果はまだこれからですが、自分の裁量でどんどん新しいことに挑戦させてもらえる環境は本当に最高です。
距離感が近い、小さな会社。
シヤチハタは、いい意味で小さな会社だと思います。出張で行く国は基本自分で決めますし、そのチケットの手配も自分で行います。それだけ聞くと放任主義の職場のように感じられるかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。上司は相談にすぐに乗ってくれますし、役員ともよくご飯やゴルフをご一緒します。感覚的にはむしろ、距離感は近いですね。
そういえば、入社前に面接に来たときに、寒い日だったのですが、担当の方が外で出迎えてくれて、すごく心を打たれました。相手を思いやれる人が多い、やさしい社風を感じ、安心して入社できたことを思い出しました。
挑戦したいことが山ほどある!
入社前に2年間ペルーにいたのですが、実は現在担当している国のうちのひとつがペルーです。もう一生行けないと思っていた場所に再訪できたことに加え、現地の友人がシヤチハタの製品を手にしてくれた姿を見たときは感動ものでした。愛着があるこの土地で、さらに市場を拡大していきたい気持ちがあります。会社としては他にも取り引きのない国はたくさんあるので、将来的には新しい国の開拓にも挑戦してみたいです。あとは欲張りかもしれませんが、国内営業も経験できたらまた違った景色が見られるのかなぁと思い、これも楽しみのひとつです。
やってみたいことは多いのですが、すべて自分次第で叶えることができると思っています。挑戦しやすい環境をうまく活用して、これからも自分の可能性を広げていきたいです。
約束の証
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