求められる以上の精度で仕上げる。
これぞ技術者ならではの達成感!
鈴村 成生
生産本部 技術部生産技術2課
2019年入社
入社以来、主に販売店に設置する小型レーザ加工機の保守を担当。
自然科学技術研究科 物質・ものづくり工学専攻卒
研究分野での自由な風土や仕事のおもしろさを感じた。
自分が開発や製造に携わった製品が店頭に並んでいるところを見たら大きなやりがいになると思い、それが叶いそうな企業に就職したいと考えていました。シヤチハタは自分が生まれて育った名古屋市西区に本社があり、幼少期から知っていましたし、全国的なネームバリューも抜群です。
志望していた研究系の仕事では、自分で素材を選ぶところから取り組めると聞き、他社にはない自由な風土やおもしろさを感じました。配属先は希望とは別の技術系の部署でしたが、面接時にジョブローテーションの制度があると聞いていたので、特に戸惑いなく今も働けています。
難易度の高い仕事ほど「絶対に完璧に直すぞ」と燃えます!
現在のメイン業務は、全国の販売店に設置されているデスクトップ型のレーザ加工機の保守です。販売店様がこの加工機を使って印面を作成し、その先のお客様にハンコを販売するような流れをイメージしてもらえればと思います。定期的なメンテナンス、販売店様からのお問い合わせ対応、必要な部品の注文手配など、細かく見るとさまざまな業務があります。
コロナ禍の緊急事態宣言下では出張を自粛していましたが、現在では月に5日ほど現地に出向き、対応にあたっています。同じ機械であっても、使用状況や環境によって、加工機の状態は違います。なかでも、著しく状態の悪化した加工機に出合うと「絶対に完璧に直してやるぞ」と、燃えますね。難易度の高い仕事ほど、うまくいったときにやりがいを感じられるからです。
さらに自分のこだわりとして、0.05mmの世界まで精度を求めて仕事をしています。これはハンコの印面の話ですが、通常は0.1mm単位の精度で充分なのですが、より質の高い仕事をすることで「どうだ、完璧にしてやったぞ!」と、技術に携わる者ならではの達成感が味わえるのです。
部署間の協力体制が良好。
仕事をしていると、どうしても他部署の力を借りなければいけない場面が少なくありません。「ここの仕組みを教えてください」などと連絡したり直接聞いたりするのですが、毎回返事がとても早くて助かっています。部署間での協力体制が整っているため、業務進行が常にスムーズだと感じます。
また近年は若手の層が全体的に厚くなってきているので、気軽に相談できる仲間が増えました。仕事の心強さや楽しさにつながっていることはもちろん、それこそ他部署の様子などが聞けたりするため、社内コミュニケーションを円滑にする意味でも役立っていると思います。
実は海外にも興味があり、英語も勉強中。
先にお話した通り、現在の所属部署は入社前に志望した部署とは違います。ただ、自分のやりたいことに固執していたわけではないですし、今思うと、だからこそ成長の幅が大きいと感じます。学生時代に学んでいないことばかりなので難しい反面、すべての仕事が新鮮で、毎日が新しい発見に満ちています。
今はまだ仕事的には一部分しか担えていないので、当面の目標は責任ある立場に就くことです。自分でコントロールできる範囲が増えればその分だけ自由にできることも増えるし、そこでさらに視野も広がると思います。
海外案件にも興味があって、英語の勉強も少しずつ進めているところです。TOEICなら会社からの補助も出ますし、ありがたく利用させてもらっています。目標は大きく持ちながらも、まずは日々少しずつ力をつけていければと思います。
約束の証
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